目次
巻之1(都鄙問答の段;孝の道を問うの段;武士の道を問うの段;商人の道を問うの段;播州の人、学問の事を問うの段)
巻之2(鬼神を遠ざくと云う事を問うの段;禅僧、俗家の殺生を譏るの段;或る人、親へ仕える事を問うの段;或る学者、商人の学問を譏るの段)
巻之3(性理問答の段)
巻之4(学者の行状、心得難きを問うの段;浄土宗の僧、念仏を勧めるの段;或る人、神詣を問うの段;医の志を問うの段;或る人、主人の行状の是非を問うの段;或る人、天地開闢の説を譏るの段)
著者等紹介
石田梅岩[イシダバイガン]
1685〜1744年。江戸中期の思想家。石門心学の始祖。丹波の人。本名、興長。小栗了雲に師事。実践的倫理思想をわかりやすく説き、町人層に歓迎された
城島明彦[ジョウジマアキヒコ]
昭和21年三重県に生まれる。早稲田大学政経学部卒。東宝、ソニー勤務を経て、「けさらんぱさらん」で第62回オール讀物新人賞を受賞し、作家となる。ノンフィクションから小説、歴史上の人物検証など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)