内容説明
キャッシュレス・ペーパーレス・ハンコレスで経理事務「ゼロ時間」をめざそう!法令改正と消費税インボイス制度で経理業務がどう変わるかがわかる!経理部員を事務作業から解放しよう!「時間短縮」「経費削減」「品質向上」をリモートワークで実現!
目次
第1章 経理DXで得られる3×3の効果
第2章 失敗しない経理DXの進め方―改正電子帳簿保存法の対応1
第3章 経理部内から始めるデジタル化―改正電子帳簿保存法の対応2
第4章 社内業務のデジタル化
第5章 社外取引のデジタル化―改正電子帳簿保存法の対応3
第6章 デジタル経理へ移行―消費税インボイス制度の対応
第7章 DX後の経理の仕事
著者等紹介
児玉尚彦[コダマタカヒコ]
税理士。(株)経理がよくなる/経理合理化プロジェクト代表。埼玉大学経済学部卒。企業の税務会計顧問の他、経理業務の効率化、財務体質の改善、経理社員の育成などを中心に活動。講師を務める「経理財務セミナー」には10,000社以上が受講
上野一也[ウエノカズヤ]
税理士・中小企業診断士。(株)経理がよくなる/児玉上野税務会計事務所共同代表。慶応義塾大学理工学部卒業後、ヤマハ(株)の情報システム部門でシステム設計・運用に携わる。その後、税理士資格を取得し現在に至る。税理士業務の他、経理システム改善、財務分析、経営計画策定支援を中心としたコンサルティングを実施。経理社員向けの財務研修やエクセル研修も多数実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
あらゆるビジネスでDXが推進され、電子取引の普及が加速するなか、もっともデジタル化・ペーパーレス化が遅れているのが経理部門といわれます。古くから続く紙とハンコの商習慣から脱却できず、そのせいでテレワーク・在宅勤務もできない状況です。
そこで本書では、ペーパーレス化できない原因や問題点を整理し、社内の伝票や帳票をはじめ、取引先との契約書、請求書、注文書、領収書などの電子化、そのデータの保管方法やツールの利用方法、移行の仕方など経理業務の合理化について、企業会計とDXに詳しい二人の専門家が詳しく解説します。
また、令和4年1月から義務化され、令和5年12月末までに対応の電子取引の電子による保存(電子帳簿保存法の改正)や、令和5年10月より導入の消費税率や消費税額を請求書に明記する適格請求書(インボイス)方式(消費税インボイス制度)を考慮し、勝手な判断で誤ったデジタル化・ペーパーレス化をしないための実務ポイントも丁寧に指南します。