内容説明
一度挫折した経験のある人にこそ、試してもらいたい!顧客の問題を解決し、よりよい体験を創り出す思考法。実務の中でアイデアを生み出す流れがわかる。各プロセスでのコツとポイントを押さえる。
目次
第1章 実務としての「アイデア創出」とは(デザイン思考・UX視点を役立てる;ユーザーの期待値を超えるUX視点を持つ;デザイン思考の各プロセスを押さえる;顧客の「インサイト」をつかむ)
第2章 商品・サービス開発の流れ(与件を整理する;観察・共感;問題定義;アイデア創出;プロトタイピング;テスト・検証)
第3章 アイデア創出のための社内コミュニケーション(社内コミュニケーションを押さえる)
第4章 顧客とのコミュニケーション(顧客コミュニケーションを押さえる;バリュープロポジションを把握する)
第5章 市場からのフィードバックとさらなる改善(市場からのフィードバックを改善につなげる)
著者等紹介
村井龍生[ムライタツオ]
株式会社日立システムズSR本部コーポレートコミュニケーション部UX推進、プロモーション・デジタルマーケティング。1989年日立製作所デザイン研究所に入社。プロダクトデザイナーとして、公共製品からコンシューマー製品まで幅広く手がける。デザインとともにアイデアの創造を行い、特許所持も多数。途中、宣伝部に所属。広告全般、TVCMの製作担当として従事。このころ、ブランドについて学ぶとともに、相手に響く表現を学ぶ。その後、デザイン研究所に戻りコンシューマー製品のデザインを行う。やがて、提案書技術をはじめとする、図解化技術、伝える技術を研究。日立製作所内で講師を務める。社内で講師を務める中で、一流企業といえども、クリエイティブな仕事の仕方の必要性を痛感。アイデア発想のコツを研究。現在は、日立システムズに転属。UXの推進を目的に、伝える技術を中心とした、デジタルマーケティングの製作を指揮するとともに、発想を含めたクリエイティブな人材育成を目的に社内講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)