内容説明
ほかの子と同じようにできないのは、本人の努力不足?障害特性が原因?親の育て方が悪いから?気になる行動の理由と、適切な対応がよくわかる。子育てがラクになるヒントが満載!
目次
第1章 不安だらけなのは、みんな同じです
第2章 「家庭習慣」の悩み
第3章 「日常生活」の悩み
第4章 「学校生活」の悩み
第5章 「対人関係」の悩み
第6章 「学習・運動」の悩み
著者等紹介
井上雅彦[イノウエマサヒコ]
鳥取大学医学系研究科臨床心理学講座教授。同大学医学系研究科附属臨床心理相談センターにおいて、発達障害を中心とした多くの相談を受けながら、自閉症に関する臨床と研究に取り組んできている。専門は応用行動分析学、臨床心理学。公認心理師・臨床心理士・専門行動療法士・自閉症スペクトラム支援士エキスパートなどの資格を持つ。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
親も先生も、子どもも困っている──。みんなの困り感をなくして、今よりもラクに小学校生活を過ごせるようになるためのヒント集。
「就学時健診で、発達に関して個別に面談をうけた。来年からの小学校生活、大丈夫だろうか…。」
「小学校の通常級に通ってはいるものの呼び出しばかり。ちゃんとやっていけているのか心配…。」
親としては不安でいっぱいです。
本書では、発達障害の疑いのある子や、発達障害の診断をうけた子の親に向けて、子どもの困った行動ごとに、適切・不適切な対応例を挙げ、どのように対応したら状況が改善されるのか、子どもの「できる」を増やしていけるのか、といった悩みにイラストを交えてこたえます。