商品説明内容説明
今、自民党政権は粛々と「改憲」に向けて歩を進めています。国論を二分するテーマになりつつある憲法改正問題、なかでも、その核心的イシューが「憲法9条」の問題です。そもそもなぜ日本は戦争放棄をうたう憲法をもつに至ったのか、その歴史的経緯と、それが半世紀以上にわたってこの国に根づき、一方で現実と乖離してきたか、さらに「安保法制」との関連など、憲法9条を取り巻く論点をわかりやすく解説。
目次
第1部 憲法9条と日本と世界の「現状」および「近現代」を考える(戦後日本の「象徴」としての憲法9条;そもそも憲法9条ってどんな条文?;平和憲法をもっているのは日本だけなの?)
第2部 憲法9条と日本の「近未来」を考える(激動の世界 憲法9条を変えると日本はどうなる?;いったい、どこまでが「自衛」なのか?;日米安保と地位協定について考える)
著者等紹介
寺脇研[テラワキケン]
1952年、福岡市生まれ。東京大学法学部卒業後、文部省(現・文部科学省)入省。初等中等教育局職業教育課長、生涯学習局生涯学習振興課長、大臣官房審議官などを歴任。2006年に文部科学省を辞職するまで「ゆとり教育」や「脱偏差値」の推進などで活躍。現在、京都造形芸術大学教授、映画評論家、NPO教育支援協会チーフ・コーディネーター、高校生・大学生・社会人のための“対話型”私塾「カタリバ大学」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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