HOBBY JAPAN 軍事選書 狙撃兵ユーリヤ―ある東部戦線回顧録

著者:ジューコヴァ,ユーリヤ【著】〈Zhukova,Yulia〉/岡崎 淳子【訳】
出版社:ホビージャパン

商品説明

内容説明

東部戦線に狙撃兵として従軍した女性の回顧録。著者は、18歳の誕生日を迎える前に軍に志願し、狙撃兵養成学校に送られた。厳しい訓練を経て、1944年11月から彼女は、東プロイセンおよびポーランドで展開された凄惨な戦いのなかで、実戦を経験。戦後、戦場の悪夢の記憶と闘うことになったが、それらを手記に綴ることで、自身でトラウマに対処する方法を獲得した。実体験に基づく生き生きとした記述から、当時のソ連邦における市民の日常生活が垣間見える。戦後に彼女が受け取った手厳しい「報酬」についても率直に語られている。



目次

第1章 始まり
第2章 すべては前線のために
第3章 家族の悲劇
第4章 不思議な友情
第5章 戦争の子
第6章 戦場へ
第7章 砲声が消えて
第8章 ただいま!
第9章 永遠の炎
補遺 叙勲者一覧



著者等紹介

ジューコヴァ,ユーリヤ[ジューコヴァ,ユーリヤ] [Zhukova,Yulia]
ユーリヤ・コンスタンチノヴナ・ジューコヴァ。1926年ウラリスク(現カザフスタン共和国オラル)に生まれる。16歳で同地の軍需工場で働き始め、18歳にして陸軍に志願入隊。中央女子狙撃学校で訓練を受け、狙撃兵として前線に赴く。戦後は教師として青少年の教育に身を捧げ、老齢期を迎えて回想記『狙撃兵ユーリヤ―ある東部戦線回顧録』を執筆

岡崎淳子[オカザキアツコ]
新潟県出身、明治大学文学部卒、翻訳家。第二次大戦期の戦史・戦記を中心にノンフィクションの訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

スターリン女子中央狙撃兵学校の実態に迫り、東部戦線に従軍した
女性スナイパーの回顧録

 著者ユーリヤ・ジューコヴァは、継父がスターリンの大粛正時代に不当逮捕・投獄されたにも関わらず、熱烈な愛国心の持ち主だった。18歳の誕生日を迎える前に軍に志願し、狙撃兵養成学校に送られた。厳しい訓練を経て、1944年11月から東プロイセン及びポーランドで展開された凄惨な戦いのなかで、彼女は実戦を経験する。自身が最初の「命中」を記録し、それが「戦績」のスタートになり、かつ命中がひとつの命を終わらせる行為だと自覚する。その後、膝を負傷してケーニヒスベルク近郊で終戦を迎えた。

戦後、著者はそれらを手記に綴ることで、自身のトラウマに対処する方法を獲得する。手記は、その実体験に基づく生き生きとした記述から、当時のソ連邦における日常生活が垣間見える内容になっている。この女性スナイパーが戦場で見せた驚くべき勇気と手厳しい周囲の評価についても率直に語られているのがこの本の見どころである。




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