内容説明
発達障害の特徴に苦しむ人が介護しやすくなるためのアイデアを紹介。発達障害の特徴をカバーするアイデアが満載で、介護の悩みが解消できる。発達障害あるあるの悩み→その原因→具体的な解決アイデアの手順で解説。便利なアプリやサービス・グッズの紹介など、解決方法に多くのページを割いている。
目次
第1章 誰もが介護を担う時代が来ている―発達障害と介護の関係
第2章 介護が始まる前の困ったを何とかしたい!―事前にできること
第3章 介護スタート時の困ったを何とかしたい!―介護開始前後〜親が倒れたときのこと
第4章 介護に伴うコミュニケーションの困ったを何とかしたい!―親・親族・ケアマネジャーとの関係
第5章 介護を続ける上での困ったを何とかしたい!―日常の諸々を改善する
第6章 自分の生活との両立をうまくやりたい!―仕事・プライベートと介護との共存
第7章 介護終了後の困ったを何とかしたい!―相続・遺品整理対策
著者等紹介
村上由美[ムラカミユミ]
上智大学文学部心理学科、国立身体障害者リハビリテーションセンター(現・国立障害者リハビリテーションセンター)学院聴能言語専門職員養成課程卒業。重症心身障害児施設や自治体などで発達障害児、肢体不自由児の言語聴覚療法や発達相談業務に従事。現在は、自治体の発育・発達相談業務のほか、音訳研修や発達障害関係の原稿執筆、講演などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
発達障害支援のノウハウを活用すれば、介護の「困った」も解決できる
発達特性を有していると、以下のようなことから、ただでさえ大変な介護がより一層苦労を伴いやすくなりがちです。
・自分自身の生活と並行して介護をすることが難しい
・感情のコントロールが苦手なため、親に声を荒げてしまう
・親はもちろん、ケアマネジャー・医者らと上手に付き合えない
しかし、発達障害支援と介護には多くの類似点・共通点があります。
著者自身、10年以上にもわたる親の介護を通し、発達障害の当事者としての生活での試行錯誤や支援者としての経験が活用できることを実感しています。
本書では発達障害の人が親の介護を進める上で直面するであろう出来事について、具体的な家族や介護支援者への対応や生活面の工夫を盛り込んでいます。
本書で紹介する解決法は、デジタルを使ったやり方や、100円ショップのアイテムで実践できる内容など、ちょっとした工夫で実践できるアイデアばかりです。
【本書の特長】
・発達障害の特徴に苦しむ人が介護しやすくなるためのアイデアを紹介する本
・発達障害の特徴をカバーするアイデアが満載で、介護の悩みが解消できる
・発達障害あるあるの悩み→その原因→具体的な解決アイデアの手順で解説
・便利なアプリやサービス・グッズの紹介など、解決方法に多くのページを割いている
【本書の構成】
第1章 誰もが介護を担う時代が来ている
第2章 介護が始まる前の困ったを何とかしたい!
第3章 介護スタート時の困ったを何とかしたい!
第4章 介護に伴うコミュニケーションの困ったを何とかしたい!
第5章 介護を続ける上での困ったを何とかしたい!
第6章 自分の生活との両立をうまくやりたい!
第7章 介護終了後の困ったを何とかしたい!