商品説明内容説明
本人の自信と誇りを取り戻せる。コミュニケーションが円滑になる。問題行動が減り介護負担が軽減する。アルバム自分史作りは、ご本人の認知症のケアにつながるだけでなく、一緒に作る制作者が認知症のご本人を深く知ることのできる貴重な機会にもなります。改めて昔話を聴くつもりで、作ってみませんか?
目次
巻頭特集(事例紹介・娘が母のアルバム自分史を制作したケース;事例紹介・第三者が高齢者のアルバム自分史を制作したケース ほか)
第1章 アルバム自分史作りが認知症を緩和させる(お年寄りは昔話が得意;思い出すことは脳に良い ほか)
第2章 認知症緩和の効果を高める聴き方(聴き手が話し手を導く;話を促すあいづちの打ち方 ほか)
第3章 アルバム自分史の作り方(誰が作るか;いつ作るべきか ほか)
第4章 アルバム自分史の活用方法(介護現場での活かし方;お試し感覚で楽しめる1枚自分史レクリエーション ほか)
著者等紹介
北林陽児[キタバヤシヨウジ]
秋田県出身、1981年生まれ。京都大学経済学部卒。株式会社私の絵本カンパニー代表取締役。2012年、自らの祖母に自分史を作ったところ、認知症の症状に緩和が見られたことをきっかけに「認知症対策としての自分史作り」の普及に努める。グッドデザイン賞2014の受賞や多くのメディア取材を受けパイオニアとしての評価を受けた。2016年からは読売新聞社との共同事業「よみうり自分史」を開始し、新しい形の自分史を広く提案している
山本由子[ヤマモトユウコ]
島根県出身。看護師として病院およびクリニックに勤務の後、2009年東京大学大学院医学系研究科保健学修士課程修了、老年看護学の教員となる。認知症高齢者を対象として、構造的に過去の体験の想起を促すこと、話を基に本人と家族に向けた思い出帳を作成し使用することをテーマとした研究を進める。2015年聖路加国際大学大学院博士課程を修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
認知症の人といっしょに作れるアルバム自分史!
近年、介護福祉の文脈で注目を集めている自分史を、認知症の方と一緒に作れるように、ノウハウをまとめました。
【アルバム自分史とは?】
アルバム自分史とは写真とコメントで構成された、アルバム形式の自分史です。アルバム自分史の制作過程と制作後の活用は、認知症の症状緩和に効果があり、また多くのコミュニケーションを生むことから、介護福祉の現場で注目を集めています。認知症のご本人を理解することで、本人の問題行動を減らし、介護負担を軽減することにもつながります。言うまでもなく、アルバム自分史は一冊の本としても、本人にとって読むことが楽しいだけでなく、そのご家族にとっても自らの親やご先祖について知ることができる貴重な情報となります。
【本書の特徴】
●アルバム自分史作りが認知症にどう効果的なのか、具体的に解説しています
●効果を最大限に引き出す作り方を紹介しています
●ご家庭や介護施設で制作できるように、作り方のポイントを解説しています
【こんなときに活用できます!(一例)】
●(ご家族)認知症の親の症状を予防、緩和したい
●(ご家族)親の喜ぶものをプレゼントしてあげたい
●(ご家族)親の記憶がはっきりしているうちに、親の歴史をまとめておきたい
●(介護施設)介護施設のひとつのサービスとして、自分史制作を取り入れたい
●(介護施設)介護施設が制作する際に気をつけるべき注意点を知っておきたい
●(ご本人)自伝を書くのは大変だが、簡単な自分史を作れるなら、作ってみたい
【目次】
序章 制作体験談
第1章 アルバム自分史作りが認知症を緩和させる
第2章 認知症緩和の効果を高める作り方
第3章 アルバム自分史の作り方
第4章 アルバム自分史の活用方法
【ご確認ください】
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