内容説明
デジタルの進化とともに、マーケティングは大きく変わりつつあります。また、ビジネスパーソンの誰もが、マーケティングを意識しなければならない時代になりました。「デジタル時代の基礎知識」シリーズは、様々なマーケティング分野の第一線で活躍するスペシャリストたちが、マーケティングの「新しいルール」を提案します。「今」を生きるビジネスパーソンのための入門書です。
目次
INTRODUCTION デジタル時代の商品企画
1 企画の基本
2 情報収集・調査でインサイトを探る
3 アイデアを企画に変換する
4 テストマーケティングをする
5 販売から企画戦略を考える
6 発売後の検証と修正のサイクルをつくる
著者等紹介
富永朋信[トミナガトモノブ]
プロフェッショナル・マーケター。1992年大学卒業後、コダック社に入社。以降、日本コカ・コーラ、西友などマーケティング関連職務を7社で経験。ソラーレホテルズアンドリゾーツ、西友、ドミノ・ピザジャパンでは、CMOに任命される。日本コラ・コーラではiモードでコカ・コーラが買える自販機システム「Cmode」の立ち上げを担当した。西友ではKY(カカクヤスク)キャンペーンなど同社のイメージを一変させるキャンペーンを連発。さらに、同社で「みなさまのお墨付き」などを考案し、プライベートブランドを一新した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「あ、これ欲しい!」を引き出すインサイト型の企画が求められている!
モノがあふれ、SNSなどのプラットフォームの変化が速い時代に、
革新的なアイデアにはなかなか巡り合えませんし、
大きな損失を被るリスクもあります。
そこで本書では、
汎用性があり、どんな時代にも高確率で売れるインサイト型の企画
をオススメします。
マーケティング的な視点で、
消費者の購買動機であるインサイトを探り、企画を立てましょう。
日本コカ・コーラや西友などでマーケティング関連の職務を歴任してきた著者が、
初心者の方にもわかるように、事例や具体例を交えながら説明します。
●このような要望をもつ企画者にオススメです!
・企画立ての基本を身につけたい
・企画の成功率を高めたい
・正しい値付けの方法を知りたい
・他社商品との差別化を図りたい
・企画立てに使える分析手法を知りたい
【目次の抜粋】
Introduction デジタル時代の「商品企画」
・インサイトでヒットを打つ[企画立案?]
・革新的なイノベーション型と堅実なインサイト型[企画立案?]
・5つの質問でインサイトを探る[理由を探る]
Chapter 1 企画の基本
・「モノが売れる」とはどういうこと?[消費者心理]
・アイデアを実現可能な企画にする[市場性の確認]
Chapter 2 情報収集・調査でインサイトを探る
・企画は5つの制限の中で考える[前提条件の確認]
・購買理由を調査する[グループインタビュー、デプスインタビュー]
Chapter 3 アイデアを企画に変換する
・コンセプトで刺さる企画にする[コンセプト]
・コンセプトから、名前を考える[ネーミング]
Chapter 4 テストマーケティングをする
・新商品のニーズの有無を探る[テストマーケティングの必要性]
・消費者の反応から、改善する[テストマーケティングの実行]
Chapter 5 販売から企画戦略を考える
・行動経済学から考える「価格戦略」[価格設定]
・店頭で差をつける「販売戦略」[パッケージ]
Chapter 6 発売後の検証と修正のサイクルをつくる
・評価される軸の変化を捉える[発売後の分析]
・リアルとデジタルを組み合わせる[購買分析]
【章立て】
INTRODUCTION デジタル時代の商品企画
CHAPTER1 企画の基本
CHAPTER2 情報収集・調査でインサイトを探る
CHAPTER3 アイデアを企画に変換する
CHAPTER4 テストマーケティングをする
CHAPTER5 販売から企画戦略を考える
CHAPTER6 発売後の検証と修正のサイクルをつくる
富永 朋信[トミナガ トモノブ]
著・文・その他