内容説明
本書は、脱炭素社会の実現に向けた全体像の俯瞰のため、CO2の回収・利用、吸収・固定の最新技術を押さえつつ、先進企業の取り組みや脱炭素ビジネスの最新動向も踏まえて、難解な用語を使わずにわかりやすく解説しています。
目次
第1章 脱炭素の基本
第2章 脱炭素をめぐる世界の動き
第3章 日本の脱炭素へ向けた政策
第4章 CO2を排出しない方法は?
第5章 CO2の排出を減らす方法は?
第6章 CO2を回収・利用する方法は?
第7章 植物によるCO2の吸収・固定の方法は?
第8章 経済活動を脱炭素へ誘導
第9章 最前線の取り組み
第10章 脱炭素社会へ向けて
著者等紹介
今村雅人[イマムラマサト]
環境エネルギーライター/経営コンサルタント。1962年熊本県生まれ。国立八代工業高等専門学校機械電気工学科卒業。慶應義塾大学経済学部(通信教育課程)卒業。産能大学大学院経営情報学研究科(MBA)修了。化学メーカー住宅設備機器部門の設計部技師を経て現在、有限会社キーアドバンテージ代表取締役。経営コンサルタントとして、赤字企業の経営改善の指導などに携わる。2004年からライターとして、取材・執筆を手掛けている。大学の最先端の研究やベンチャー企業経営に関する取材記事を330件以上執筆。特に、再生可能エネルギーや水素エネルギーに関する研究開発や企業の経営戦略など、環境・エネルギー分野の取材執筆を得意とする。また、各産業のリサーチやリポートのクオリティの高さには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
排出量ゼロ宣言で注目される脱炭素社会を示現する仕組みと今後がわかる入門書