内容説明
水銀整流器からIGBTへの進化と日本製のパワー半導体が強い理由。SiCとGaNなど最新情報満載!
目次
パワー半導体の全貌を俯瞰する
パワー半導体の基本と動作
各種パワー半導体動作と役割
パワー半導体の用途と市場
パワー半導体の分類
パワー半導体用シリコンウェーハ
パワー半導体プロセスの特徴
パワー半導体メーカの紹介
シリコンパワー半導体の発展
シリコンの限界に挑むSiCとGaN
パワー半導体が拓く脱炭素時代
著者等紹介
佐藤淳一[サトウジュンイチ]
京都大学大学院工学研究科修士課程修了。1978年、東京電気化学工業(株)(現TDK)入社。1982年、ソニー(株)入社。一貫して、半導体や薄膜デバイス・プロセスの研究開発に従事。この間、半導体先端テクノロジーズ(セリート)創立時に出向、長崎大学工学部非常勤講師などを経験。テクニカルライターとして活動。応用物理学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
最新の電気自動車や鉄道車両からエアコンや冷蔵庫、洗濯機まで電力を効率良く運用するには、「パワー半導体」が不可欠です。すでに世界中の多くのモータがパワー半導体で制御されている時代です。このパワー半導体の仕組みから機能を、一般的な半導体であるMOS LSI(メモリやプロセッサ)と比較しながら、アナログ半導体とも呼ばれる独特な部分まで徹底的に解説しています。