内容説明
様々な分野で加速する脱炭素の実態。自社のエネルギー使用量を把握する。2050年までの「脱炭素ロードマップ」。グリーン電力、再エネ自家発電の導入。補助金・税制・クレジットなどの知識。脱炭素の成果開示、外部監査の種類。2050年CO2排出ゼロを達成するための実践手法。
目次
第1章 なぜ脱炭素経営を目指さなければならないのか?
第2章 着地点をイメージ!あなたの会社は何をすればよいか?
第3章 脱炭素経営への道―2050年までのロードマップを作る
第4章 補助金・税制・クレジットを味方にする
第5章 新しい会計が必要!実践に必要なツールを準備する
第6章 事業を存続させる!高騰するエネルギー費との戦い
第7章 経営革新の成功へ!生産性向上とイノベーション
第8章 CO2を削減する!義務達成と地球環境への貢献
第9章 従来の環境会計について知っておこう
第10章 ESG投資に繋げる!脱炭素の成果を開示でアピール
著者等紹介
吉川武文[ヨシカワタケフミ]
公認会計士/気象予報士/エネルギー管理士/工場経営者。東京工業大学・工学部修士卒。複数の大手メーカーでコストダウンや自動化の推進、世界最先端の装置開発や製品開発などのイノベーションに従事。出願特許は約100件。子会社再生や生産革新の成果によりプレジデント表彰を受けるなど、30年におよぶモノづくりの実績と成果を有する異色の公認会計士、ネットワークスペシャリスト。宇宙飛行士に2回挑戦した経験を持つ気象予報士であり、CO2排出削減に日々取り組むエネルギー管理士でもある。従来のコスト管理や生産性管理の在り方に疑問を感じ、40歳の頃に会計士を志す。独学で会計士試験に合格した後、監査法人トーマツのマネージャーなどを経て財務監査、基幹システム監査などに従事。会計士登録後はスウェーデンのグローバル企業の日本工場長として工場のオペレーションを担いながら、新しい会計の考え方に基づく経営革新や人材育成を実地に実践している。公認会計士協会では、会計士向けの原価計算講座の講師なども務めた。監査法人時代に、国連CDM(Clean Development Mechanism)のクレジット創出に関わる中国大陸各地の水力発電所の審査や、東京都の排出量取引制度に関わるインテリジェントビルの省エネ審査、上場企業のCSRレポートの第三者審査などに従事。サステナビリティ情報の保障業務に関する会計士協会内の研究部会にも参加した。企業価値の創造や、省エネ、環境問題などを深く研究し、日本や世界の最前線で目のあたりにした様々な経営課題の解決と、会社や経済社会のよりよい運営を目指して活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
パリ協定の発効、「カーボンニュートラル宣言」を受け、今やすべての企業にとって脱炭素に取り組むことは重要な経営戦略です。本書はCO2削減目標達成と、事業と経済性の持続について、豊富な図解をまじえ、基本と実践を解説する脱炭素経営の入門書です。
【目次】
第1章 なぜ、脱炭素経営を目指さなければならないのか?
第2章 着地点をイメージ!あなたの会社は何をすればよいのか?
第3章 脱炭素経営への道─2050年までのロードマップを作る
第4章 補助金・税制・クレジットを味方にする
第5章 新しい会計が必要!実践に必要なツールを準備する
第6章 事業を存続させる!高騰するエネルギー費との戦い
第7章 経営革新の成功へ!生産性向上とイノベーション
第8章 CO2を削減する!義務達成と地球環境への貢献
第9章 従来の環境会計について知っておこう
第10章 ESG投資に繋げる!脱炭素の成果を開示でアピール