内容説明
ワシントンからの最新リポートに見る、アメリカの中国に対する怒りと危機感、そして技術への信念。戦略的優位に立つための競争が今、先端技術のフィールドで起きている!
目次
1 始まった米中戦略競争
2 海上戦闘における米中戦略競争
3 宇宙ドメインでの米中戦略競争
4 AI(人工知能)の軍事応用
5 極超音速兵器(Hypersonic Weapon)
6 終章
著者等紹介
布施哲[フセサトル]
テレビ朝日ワシントン支局長。1997年、上智大学法学部卒業後、テレビ朝日入社。政治部記者として与党キャップ、野党キャップなどを経て、「報道ステーション」で主に米国政治や安全保障関連のVTRを担当。この間、防衛大学校総合安全保障研究科卒業(安全保障学修士、山崎学生奨励賞)、フルブライト奨学生として米CSBA(戦略予算評価センター)、ジョージタウン大学で客員フェロー、安倍ジャーナリスト・フェローとしてジョージ・ワシントン大学にて客員フェローを経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
■ワシントンからの最新リポートに見る、アメリカの中国に対する怒りと危機感、そして技術への信念。
■「技術でどんな課題も解決できる」というアメリカ人の『信念』と、オバマ政権の無策に代わるトランプ政権(2017年)以降の中国に対する『不信』と『危機感』を背景に、戦略目標の達成手段としての技術開発を巡る競争が今、米中の間で激しく戦われています。その最新状況と、両者の間に位置する日本が選択する道筋を、ワシントンからの最新リポートで考察します。
■主な構成
・第1章「始まった米中戦略競争」
・第2章「海上戦闘における米中戦略競争」:海上戦闘は、新たな競争の現場になった!
・第3章「宇宙ドメインでの米中戦略競争」:熾烈なハイテク投入合戦が進む宇宙ドメイン
・第4章「AI(人工知能)の軍事応用」:AIはイネーブラーか、ゲームチェンジャーか?
・第5章「極超音速兵器(Hypersonic Weapon)」:極超音速兵器では、攻撃側が圧倒的な優位に!
・第6章 終章