内容説明
資本主義を解明した大著、初のポケット版。貧困、格差、仮想通貨…すべてこの一冊で読み解ける!
目次
1 資本主義は商品の誕生から始まった
2 単なる貨幣がなぜ資本に転化したのか
3 剰余価値は搾取とセットになっていた
4 給料がいつも生活ギリギリである理由
5 労資対立の核心は労働時間の短縮にある
6 仕事をうまく進めれば進めるほど搾取が進む
7 資本主義は機械を人間の支援に使わない
8 労働者を縛る見えない鎖とは何か
9 資本主義につきまとう暗黒の病巣
10 真の革命はいつなされるのか
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
資本主義の構造がわかる名著が1分でわかる
現代の実業家も大いに参考になる!
革命家・マルクスの代表作のエッセンスが1分でわかる。
19世紀前後に起こった産業革命以降、工業化により商品の大量供給が可能になりましたが、貧富の差はますます広がり、人々の生活は豊かになるどころか苦しくなるばかり……。
労働者を酷使する生産過程の中で新たな価値を生み出す「搾取」のシステム……。
資本主義社会に生涯を賭けて立ち向かった革命家・マルクスの代表作のエッセンスを、1分間シリーズとして、わかりやすく解説いただく1冊にしたいと考えております。