迷家奇譚

著者:川奈 まり子【著】
出版社:晶文社

商品説明

内容説明

ネイルサロンで、暑い夏の坂の途中で、深夜の電話口から、人々は不意に怪異を語りだす。奇譚に埋め込まれ、漂っている記憶とは。“時間”・“場所”・“ひと”を重ね合わせる「透視図法」により、そこに眠る深層/心象/真相を掘り起こす。女流作家が綴る、異色のオカルト・ルポ。



目次

追憶の遠野紀行―奇譚探偵、始めました
廃墟半島にて
彼岸トンネル
熊取七人七日目七曲り
鍵付きの時代箪笥
いちまさん
人形心中
堀田坂今昔
神隠し―七つまでは神のうち
犬の首
禁をやぶると
まれびとの顔
海霊の人魚
蛭夫
生霊返し
鬼婆の子守唄―寿産院事件



著者等紹介

川奈まり子[カワナマリコ]
1967年東京都生まれ。作家。一般社団法人表現者ネットワーク(AVAN)代表理事。女子美術短期大学卒業後、出版社デザイン室勤務、フリーライターを経て1999年から2004年までアダルトビデオ等に出演。山村正夫記念小説講座で小説を学び、2011年、『義母の艶香』(双葉文庫)でデビューし、著書多数。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

奇譚の背景には、秘められた記憶と感情が眠っている。奇譚探偵により掘り起こされる怪異の真実とは。異色の実話オカルト・ルポ。「いや、実はこんな話があってね……」
ある時はネイルサロンで、また暑い夏の坂の途中で、
そして深夜の電話口で、人々は不意に怪異を語りだす。
奇譚に埋め込まれ、漂っている記憶とは。
〈時間〉・〈場所〉・〈ひと〉を重ね合わせる「透視図法」により、
そこに眠る深層/心象/真相を掘り起こす。

東雅夫氏(文芸評論家・アンソロジスト)推薦!!!
「巻頭の遠野紀行で早くも快哉を叫んだ。
そこには本書のルーツと著者の意気込みが、時に切々と時に力強く
黙示されていたからだ。古代中国の志怪書から『遠野物語』を経て
現代へ至る奇譚探究【キュリオシティ・ハンティング】の幽暗な伝
統を、骨がらみで我が身に引き受ける覚悟─―群雄割拠の怪談実話
界にまたひとり、凄い書き手が加わった」




川奈まり子[カワナマリコ]
東京都生まれ。女子美術短期大学卒業後、出版社デザイン室勤務、
フリーライターを経て31歳でAV女優デビュー。2004年にAVを引退。
山村正夫記念小説講座で小説を学び、2011年、長編官能小説『義母
の艶香』(双葉文庫)で小説家デビュー。以降、官能小説、ホラー小
説、怪談実話のジャンルで活躍しており、著書多数。
怪談の著書では『赤い地獄』『実話怪談 出没地帯』、共著に『嫐
怪談実話二人衆』『穢死』など。
『しらべぇ』で怪談実話を連載中( http://sirabee.com/)。
日本推理作家協会会員。




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