教師の皿洗い―小学校教師としての生き方

著者:池畠 彰之【著】
出版社:新評論

商品説明

内容説明

テレビなどのおかげで、様々な職人の世界における「下積み時代」が見えるようになった。そのため、職業に就く前の心構えができる。ちなみに、板前の世界では「皿洗い」からはじまる。料理学校を卒業した人も、それは同じである。一方、教師という職業はどうだろうか。大学で「教職課程」と呼ばれる授業を受け、教員採用試験に合格すれば、4月には「先生」となる。小学校であれば、そのまま学級担任になる場合が多い。板前でいえば、皿洗いを経験しないまま包丁を持って厨房に立つようなものだ。熱血教師を目指す人であれば、現実とのギャップに負けて挫折してしまうだろう。本書では、教師の下積み時代を、筆者の赤裸々な失敗談をふまえて面白おかしく語っていくことにした。一つの教科をどのように学習し、放課後や休日に何をしているのか。子どもが相手だから、予測不可能なことも起こるが、それに対してどのような対応をしているのかを読者とともに考えていきたい。教職を目指す人、日々の指導に悩んでいる人にぜひ読んでいただきたい。



目次

第1章 月曜日―教師にとっても、子どもにとっても辛い日
第2章 火曜日―エンジン始動
第3章 週の半ばです!どんな日にしますか?
第4章 木曜日―週の終わりに差し掛かり、子どもも気分上々
第5章 金曜日―子どもが大好きな体育をしよう
第6章 土曜日・日曜日・長期休暇―どのようなことに時間を使っていますか?



著者等紹介

池畠彰之[イケハタアキユキ]
1981年、川崎市生まれ。小さい頃から映画監督に憧れていたが、高校生のときに映画『学校』(山田洋次監督、1993年、松竹株式会社)を観て、教師になることを志す。2004年4月より、川崎市で小学校教師をはじめる。数々の失敗を経験し、担任を外されたりして一度は教職が嫌になるも、現在も続けている。教職という仕事をしながら、論語教室、復興支援ボランティア、学童野球にかかわり、人と人とのかかわりの大切さを痛感している。現在、赴任4校目(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

どんな仕事にも「下積み」があるが、子どもに直接関わる教職に
「修業時代」はあるのか?数々の失敗も隠さず語る貴重な体験記

 インターネットの発達やテレビメディアのおかげで、さまざまな仕事や職人の世界における「下積み時代」が見えるようになった。そのため、ある職業に就く場合の心構えができるようになった。一例を挙げれば、板前の世界では皿洗いからはじまる。料理学校を卒業した人も、厨房に入ると一からのスタートとなる。
 一方、教師という職業はどうなっているのだろうか。大学で教職課程と呼ばれる授業を受け、教員採用試験に合格すれば、四月には「先生」となる。小学校であれば、ほとんどの場合そのまま学級担任になる。板前で言えば、皿洗いをしないままお客さんの前に包丁を持って立つようなものである。熱血教師を目指す人であれば、現実とのギャップに負けて挫折をしてしまうだろう。
 本書では、教師の下積み時代を、筆者の赤裸々な失敗談をふまえて面白おかしく語っていくことにした。どんな教科を学習し、放課後や休日に何をしているのか。子どもが相手だから、予測不可能なことも起こる。それに対して、どのような対応をしているのかについて、読者とともに考えていくという構成になっている。教職に就いてみたいと考えている人、教師をはじめてから日々の指導に悩んでいる人に、ぜひ読んでいただきたい。




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