内容説明
地理、気候、文化―人類の営みを地政学の視点で読み解く。国境の向こうを理解する教養が、英語とともに身につく。
目次
第1章 海と気象(海と人類;内海と外海 ほか)
第2章 山と川、そして森(気候変動と文明の略奪;平野と山脈が育んだヨーロッパ世界 ほか)
第3章 地政学と世界(太平洋という「平和な海」;ランドパワーとシーパワー ほか)
第4章 21世紀の人類と地球(民族移動と移民;文化と地政学 ほか)
著者等紹介
山久瀬洋二[ヤマクセヨウジ]
1955年大分県生まれ。日本の大手出版社のニューヨーク駐在員を経て現地で独立。国際出版エージェント会社を設立。同時に、日本や欧米の100社以上、のべ4,000人の企業エグゼクティブに対し、グローバル現場での人事管理、人材開発、ビジネスコミュニケーションに関するコンサルティングやコーチング活動を実施してきた。2001年に『出版再生』の執筆により、出版学会賞を受賞している
ジェイコブ,エド[ジェイコブ,エド] [Jacob,Ed]
ウェスタン・オンタリオ大学卒業後、来日。日本では、25年にわたり英語教師、英語学習書の編集、ライターとして勤務。現在は、妻と2人の子供とともにカナダのロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
国境の向こうを理解する教養が、英語とともに身につく一冊!
国の位置や地形、海路などの“地理的条件”が、国家の戦略や国際関係にどのような影響を及ぼしてきたかを考察する「地政学」。
そのような一般的な「地政学」とは少し視点を変え、気候変動などの気象や、そこから発する海洋への影響、文明の発達による山や川の環境変化などに着目。それが人々の生活にどのような影響を及ぼし、そして人類の歴史をつくってきたのかを解説します。
科学の進歩とともに、旧来の地政学がすでに時代遅れになりつつある時代に、環境問題の深刻化や社会に広がる分断、それらを背景に問われる国家戦略のあり方を日英対訳で考察します。
【目次】