日米開戦の人種的側面アメリカの反省1944

著者:マックウィリアムス,カレイ【著】〈McWilliams,Carey〉/渡辺 惣樹【訳】
出版社:草思社

商品説明

内容説明

最も悪質かつ根本的な開戦原因。カリフォルニアにおける凄まじい日本人排斥の歴史と、それが国家間の戦いへと拡大していくプロセスをたどり、1944年の時点で米国人同胞に強い自省を促した著作。



目次

1章 カリフォルニアの特異性
2章 カリフォルニア州の対日戦争―一九〇〇年‐一九四一年
3章 西海岸の日本人
4章 西海岸からのエクソダス
5章 退去と強制収容
6章 ひとつのアメリカ
7章 日本人に対する偏見の成り立ち
8章 未来に向けて
終章 一九四四年、アメリカの反省



著者等紹介

マックウィリアムス,カレイ[マックウィリアムス,カレイ][McWilliams,Carey]
1905‐80年。米国の法律家。コロラド州生まれ。南カリフォルニア大学で法律を学んだ後、弁護士資格を取得。38‐42年、カリフォルニア州移民・住宅局長。49年に出版したNorth from Mexicoでは、メキシコ移民(チカノ)問題を分析。終生、政治家やジャーナリズムが犯しやすいデマゴギーへの警戒を訴え続けた

渡辺惣樹[ワタナベソウキ]
日米近現代史研究家。1954年生まれ。静岡県下田市出身。77年、東京大学経済学部卒業。米国・カナダで30年にわたりビジネスに従事。カナダ・バンクーバー在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

カリフォルニア州の移民政策責任者をつとめた著者が、戦時中の日系人強制収容の背景には、日本人に対する白人種の想像を絶する差別の歴史があったと分析。日本との戦争はすでに1900年からカリフォルニア州とのあいだで勃発していたと指摘し、この??地域戦争?≠ェやがて国家間の戦争へと拡大していくプロセスを冷静な筆致で描き出す。日米開戦の起源に新たな視点を加えた驚くべき考察!

【著者紹介】
1905年生まれ。米国の法律家。38年からカリフォルニア州の移民・住宅局長をつとめ同州の移民政策を統括。本書の研究・出版にあたっては太平洋問題調査会アメリカ部会、グッゲンハイム基金の後援を受けた。




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