目次
裁判員制度と刑事司法―人間を扱う裁判と受刑者の処遇(矯正から共生へ)
第1部 裁判員裁判の展開(体験者から見た裁判員裁判;裁判員裁判の仕組み;裁判員体験の共有と裁判員への対応)
第2部 臨床心理士とカウンセリング(臨床心理士から見た裁判員裁判;刑事裁判とカウンセリング)
第3部 刑務所改革と量刑の在り方―裁判員裁判と量刑を考えるために(裁判員裁判による変化;日本の刑事拘禁施設;ヨーロッパの施設を見て;日本の行刑改革の方向;裁判員裁判と量刑の在り方)
第4部 裁判員裁判の成果と課題(裁判員裁判の成果;裁判員裁判の課題;裁判員制度から引続くべき刑事司法改革;裁判員制度の課題解決の立法提言)
著者等紹介
濱田邦夫[ハマダクニオ]
1960年東京大学法学部卒業。1966年米国ハーバード大学ロー・スクール大学院修了(LL.M.)。2001年〜2006年最高裁判所判事。現在、弁護士(第二東京弁護士会(日比谷パーク法律事務所))。裁判員経験者ネットワーク代表世話人
小池振一郎[コイケシンイチロウ]
1972年東京大学法学部卒業。現在、弁護士(第二東京弁護士会(ウェール法律事務所))。日本弁護士連合会刑事拘禁制度改革実現本部副本部長(元事務局長)
牧野茂[マキノシゲル]
1973年慶應義塾大学法学部卒業。現在、弁護士(第二東京弁護士会(フェアネス法律事務所))。日本弁護士連合会刑事弁護センター幹事。裁判員経験者ネットワーク代表世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)