行為概念の再定位―犯罪論における行為特定の理論

著者:仲道 祐樹【著】
出版社:成文堂

商品説明

目次

第1章 実行行為概念の思考方法とその限界(判例の概観;実行行為概念の生成;実行行為概念の実質化;実行行為概念によらない理論構成)
第2章 故意行為の構造と複数行為による結果惹起(行為概念の再検討―行為の意味の観点から;行為概念の規範論的基礎;判例の評価と想定される批判)
第3章 行為概念と回避可能性の関係(否定的行為論の概観;回避可能な結果惹起:G.ヤコブスの見解;否定的行為論に対するドイツの学説の評価;わが国への示唆)
第4章 過失行為の構造と段階的過失(段階的過失をめぐる裁判例;過失併存説と直近過失一個説;行為特定論から見る段階的過失;過失併存説と直近過失―個説の対立の意味)
第5章 防衛行為の構造と過剰防衛(違法評価における行為の把握;全体的評価と分析的評価―ヨコの問題とタテの問題;防衛行為とは何か;過剰防衛における2段階の行為把握)



著者等紹介

仲道祐樹[ナカミチユウキ]
1980年大分県生まれ。2003年早稲田大学法学部卒業。2010年早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程研究指導修了。早稲田大学社会科学総合学術院専任講師を経て、早稲田大学社会科学総合学術院准教授。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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