内容説明
白人のみならず他の部族からも恐れられた屈強のコマンチ族。その大胆不敵な戦いの真相とは?白人との混血児にして不世出の族長クアナの生涯を軸に、最後の抵抗とその命運を描き上げた一大歴史絵巻。凄惨な殺戮戦を直視し、新たなインディアン史観を打ち立てた注目の書。
目次
新しい戦争
死のパラダイス
衝突する世界
飲めや歌えの大騒ぎ
オオカミの遠吠え
血と煙
夢物語と黙示録
白いインディアン女
風を追いかけて
何食わぬ死の顔
死闘
著者等紹介
グウィン,S.C.[グウィン,S.C.][Gwynne,S.C.]
アメリカのジャーナリスト。プリンストン大学で歴史学を学び、ジョンズ・ホプキンス大学で修士号(ライティング)を取得。1988〜2000年「タイム」の国内記者、編集主任、支局長などを歴任。2000〜2008年「テキサス・マンスリー」の編集主幹。2008〜2010年同特派員。現在は「ダグラス・モーニング・ニュース」のシニアライター。テキサス・スクール・オブ・ジャーナリズム大学で特集記事の書き方を教えている
森夏樹[モリナツキ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)