内容説明
世界映画の巨匠アンゲロプロスからホラー漫画の第一人者・伊藤潤二まで、各界の最前線で創造をつづける人びとともに、世界の恐怖と驚異を映像化するための飽くなき試みを語り尽くす。
目次
1 恐怖論(なにか、ヤバイものが写っている…(高橋洋×鶴田法男×黒沢清)
ニュートラルな恐怖/怪物化のはじまり(斎藤環×黒沢清)
ホラー映画談義(千塚眞×黒沢清))
2 作品論(『回路』をめぐって1(中原昌也×黒沢清)
『回路』をめぐって2(柳下毅一郎×黒沢清)
『ハンニバル』をめぐって(青山真治×黒沢清))
3 作家論(アンゲロプロスとの対話(テオ・アンゲロプロス×黒沢清)
ゴダール映画の尽きない豊かさ(サエキけんぞう×黒沢清)
リチャード・フライシャー追悼(蓮實重彦×黒沢清) ほか)
出版社内容情報
ホラーを原点にあらゆる作品を創造し続ける世界的映画作家が、自作を含めたホラー映画を語り、世界を語る。