内容説明
強迫症を放っておくことは絶対にできない!と確信した著者の実体験に基づく書き込み式練習帳。考えや気分をあるがままに受け止めるマインドフルネスを学び、こだわり思考に対処する力を鍛え、強迫症から人生の主導権を取り戻す。
目次
第1部 マインドフルネスと強迫症(脳と心とあなた;マインドフルネスと認知療法;マインドフルネスと行動療法;マインドフルネスと強迫行為)
第2部 特定の強迫観念に対する、マインドフルネス認知行動療法(アクセプタンス(受容)、アセスメント(評価)、アクション(行動)
汚染強迫症
責任感/確認強迫症
ぴったり感強迫症
加害強迫症
性志向強迫症(HOCD)小児性愛強迫症(POCD)
関係性強迫症(ROCD)几帳面強迫症
気にし過ぎ強迫症)
第3部 マインドフルネスと強迫症、そしてあなた(強迫症体験を共有する;マインドフルネスと共に歩む;助けを得る)
著者等紹介
小平雅基[コダイラマサキ]
児童精神科医師。1998年、山梨医科大学(現・山梨大学)卒業後、同大学に入局。2000年から国立精神・神経センター国府台病院(現・国立国際医療研究センター国府台病院)児童精神科レジデントとなり、2002年からは国府台病院の児童精神科常勤医師として勤務する。2013年に総合母子保健センター愛育病院小児精神保健科医長、2015年からは総合母子保健センター愛育クリニック小児精神保健科部長となり現在に至る。所属学会:日本児童青年精神医学会理事・認定医、日本精神神経学会会員・専門医、子どものこころ専門医、日本認知療法学会会員、日本トラウマティック・ストレス学会員、など
齋藤真樹子[サイトウマキコ]
臨床心理士、公認心理師。2012年、上智大学総合人間科学研究科修士課程修了。学生相談や心療内科・精神科クリニック、スクールカウンセラーを経て、現在は総合母子保健センター愛育クリニック、恩賜財団母子愛育会愛育相談所にて勤務している。所属学会:日本心理臨床学会、日本精神分析学会、日本児童青年精神医学会、日本認知療法・認知行動療法学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)