商品説明内容説明
検査や治療にどのくらい休暇が必要?なぜ仕事との両立が難しいの?身体的な負担は?どんな言葉が傷つける?当事者には聞きづらい疑問に答える。不妊症・不育症入門。
目次
1章 子どもが欲しい人の希望をかなえる環境づくり(「子どもが欲しい」という気持ちを、社会で支援する;現代社会の妊娠と出産)
2章 不妊症(不妊治療は特に女性に大きな負担がかかる;不妊症に悩むカップルは少なくない ほか)
3章 流産と不育症(不用意な励ましで追い詰めずに、温かく見守ろう;流産・死産の定義と種類 ほか)
4章 不妊症・不育症を越えて―それぞれの決断を尊重できる社会に(子どもを持つことをあきらめる人への対応)
資料編(職場での労務管理のポイント;参考情報)
著者等紹介
藤井知行[フジイトモユキ]
医療法人財団順和会山王病院病院長。国際医療福祉大学大学院・医学部教授。国際医療福祉大学グループ産婦人科統括教授。1982年東京大学医学部医学科卒業。米国フレッドハッチンソン癌研究所ヒト免疫遺伝学部門への留学を経て、1997年東京大学医学部産婦人科講師、2005年同助(准)教授、2012年同産婦人科学教室教授、2013年同教室主任教授。2021年より現職。専門は周産期医療、特に不育症。日本産科婦人科学会前理事長(2015〜2019年)・現監事。日本の不育症治療・研究を牽引し、治療指針の作成に携わるほか、全国の産婦人科医療の発展や妊産婦が安心して出産・子育てできる環境整備にも貢献する
原田美由紀[ハラダミユキ]
東京大学医学部産婦人科学教室准教授。2000年東京大学医学部医学科卒業。米国ミシガン大学産婦人科/生化学教室への留学を経て、2016年東京大学医学部産婦人科学教室講師、2020年より現職。専門は不妊症、特に生殖補助医療、内視鏡手術。日本生殖医学会「生殖医療ガイドライン」作成委員を務め、妊孕性に関わる卵巣機能などについての研究にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
職場でもプライベートでも理解しておきたい基礎知識。
正しい理解が子どもを望む人への温かい支援につながる!
健康保険適用化や助成制度で注目される「不妊症・不育症」。検査・治療と仕事との両立が難しい点も社会的な問題となっています。悩んでいる人は少なくありませんが、身近にいても気づかず、知らぬ間に不用意な一言で傷つけてしまうケースも…。
本書では周囲の人が押さえておきたい基礎知識と対応のポイントを図表付きで医師がやさしく解説しています。
検査や治療にどのくらい休暇が必要? なぜ仕事との両立が難しいの?
身体的な負担は? どんな言葉が傷つける?
当事者には直接聞きづらい疑問に答える「不妊症・不育症」の入門書となる一冊です。
巻末には職場で役立つ、弁護士による労務管理のポイント解説も収録!
管理職や人事労務担当者、ビジネスパーソンが知っておきたい知識が満載。当事者の親族や友人にもおすすめです。
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