内容説明
1945年8月9日、長崎原爆投下。幸いにも命をとりとめた14歳の少女は、その直後から手記を綴った。手記は、家族の強い思いとともに『雅子斃れず』として出版されたが、そこに至るまでには検閲などさまざまな障害が立ちふさがった…。歴史的価値の高い当時の写真・資料とともに、検閲前の原文を蘇らせ、平和への熱い思いを伝える。
目次
第1部 原爆投下、そのときの長崎(よみがえる『雅子斃れず』;資料提供について)
第2部 六五年目の『雅子斃れず』(『雅子斃れず』;本文復元にあたり ほか)
第3部 『雅子斃れず』の周辺(このごろ;あの日から一年―日記より ほか)
解説と資料(長崎(浦上)原爆を文字化した被爆体験記『雅子斃れず』
『雅子斃れず』同時代評一覧 ほか)
英訳文 MASAKO DOES NOT GIVE UP(The “Ishida News Paper” Version)
著者等紹介
横手一彦[ヨコテカズヒコ]
1959年青森県生まれ。長崎総合科学大学教授、同大学付属長崎平和文化研究所長。日本近代文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)