細胞はどう身体をつくったか―発生と認識の階層進化

著者:実重 重実【著】
出版社:新曜社

商品説明

内容説明

細胞は主体的な認識力をもち、互いに対話する。その対話の流れが分岐して、多彩な生物となる。遺伝子は、タンパク質の設計図にすぎない。細胞は遺伝子の設計図を読み取りながら他の細胞や外界とやりとりし、専門化し、階層化して、身体という巨大な社会をつくっていく。どうやって?驚きと知的な刺激に満ちた発生の進化の道筋を辿る旅。



目次

第1章 単細胞生物は完璧な個体
第2章 細菌からの遙かなる道のり―原核生物から真核生物へ
第3章 厳しい冬が生物を進化させた―無性生殖から有性生殖へ
第4章 多細胞化は繰り返し何度も起こった―単細胞生物から多細胞生物へ
第5章 分子秩序がネットワークをつくる
第6章 植物の独自なる発展
第7章 動物は中空の袋が多様化した―カイメンからクラゲ、そしてウニへ
第8章 昆虫は変態し百花繚乱となった
第9章 軟体動物は変幻自在
第10章 陸に上がってカエルになった―形態と本能の形成
第11章 ヒトは胚のカプセルからできてくる
第12章 信号分子の相互作用で発生が進む
第13章 反復形成・異形形成は階層をなして進む
第14章 信号の階層が内的秩序を発展させた



著者等紹介

実重重実[サネシゲシゲザネ]
1956年島根県出身。元・農林水産省農村振興局長。階層生物学研究ラボ研究員。10代のとき「フジツボの研究」で科学技術庁長官賞を受賞。1979年東京大学卒業後、農林水産省に入省。微生物から植物、水生動物、哺乳類など幅広く動植物に係わった。発生生物学者・団まりな氏に師事し、階層生物学研究ラボに参加。現職は全国山村振興連盟常務理事兼事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

細胞は「主体的な認識力」を備えた1つの生物だ。細胞は遺伝子のタンパク質の設計図を読み取りながら他の細胞や外界とやりとりし、専門化して、身体という巨大な社会をつくっていく。どうやって? 驚きと知的な刺激に満ちた発生の進化の道筋を辿る旅。




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