内容説明
良い製品でも、失敗することがある。テクノロジー中心だからだ。いかにして人間中心のユビキタスコンピューティングを実現するか?Dr.ノーマンの処方箋。
目次
第1章 今やっていることをみんな止めてくれないか
第2章 成熟―テクノロジー中心の製品から人間中心の製品へ
第3章 情報アプライアンスに向けて
第4章 パソコンのどこが悪いのか
第5章 魔法の妙薬はない
第6章 インフラストラクチャの力
第7章 アナログであること
第8章 なぜ、すべてのものがこうも使いにくいのか
第9章 人間中心の開発
第10章 人間中心の開発をしたいなら組織を変えなさい
第11章 革新テクノロジー
第12章 情報アプライアンスの世界
付録 情報アプライアンスの例
著者等紹介
岡本明[オカモトアキラ]
慶應義塾大学工学部電気工学科卒。工学博士、社会福祉士。(株)リコー勤務を経て、筑波技術短期大学障害者高等教育センター教授。認知工学、障害のある人のための情報機器に関心をもつ。誰もが参加できる社会づくりに貢献したいと考えている。ヒューマンインタフェース学会、電子情報通信学会、日本認知科学会、日本生態心理学会、日本リハビリテーション工学協会、ACMほかに所属
安村通晃[ヤスムラミチアキ]
東京大学理学系大学院博士課程満期退学。(株)日立製作所中央研究所勤務を経て、慶應義塾大学環境情報学部教授。理学博士。実世界指向インタフェース、障害者支援、ユビキタスコンピューティングなどに関心をもつ。ヒューマンインタフェース学会、日本ソフトウェア科学会、情報処理学会、日本認知科学会、日本教育工学会、ACMに所属
伊賀聡一郎[イガソウイチロウ]
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。(株)リコー研究開発本部勤務。インタラクティブシステム、インタラクティブアートなどに興味をもつ。情報処理学会、ヒューマンインタフェース学会、ACMほかに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)