ミリタリー・カルチャー研究―データで読む現代日本の戦争観

著者:吉田 純【編】/ミリタリー・カルチャー研究会【著】
出版社:青弓社

商品説明

内容説明

現代日本のミリタリー・カルチャーを、市民の戦争観・平和観を中核とし、それと構造的に相関する文化的要素で構成する諸文化の総体として、社会学・歴史学の立場から解明する。どの項目からも入っていける「読む事典」、ミリタリー・カルチャー研究の決定版。



目次

第1部 ミリタリー・カルチャーとは何か(なぜミリタリー・カルチャー研究をするのか;どのように調査をしたか ほか)
第2部 日本の戦争と戦後(戦争の呼び方;戦争・軍隊のイメージ ほか)
第3部 メディアのなかの戦争・軍隊(日本の戦争映画;外国の戦争映画 ほか)
第4部 趣味としてのミリタリー(趣味としてのミリタリー・概観;ミリタリー本・ミリタリー雑誌 ほか)
第5部 自衛隊と安全保障(自衛隊への印象と評価;女性自衛官 ほか)



著者等紹介

吉田純[ヨシダジュン]
1959年生まれ。京都大学教授。専攻は理論社会学・社会情報学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

戦後日本のミリタリー・カルチャーは、戦前・戦中への徹底的な批判や否定から出発した。このことが、海外諸国とは異なる日本独自のミリタリー・カルチャーを作り出した。



1960年代に隆盛した少年週刊誌の戦記マンガ、プラモデルなどの少年文化は、敗戦後に抑制されていたミリタリー・カルチャーの復活をもたらした。その後、2010年頃を転換点として、メディアやポピュラー・カルチャーから戦争や軍事組織をイメージする世代が多数派となり、これが市民の戦争観や平和観にも反作用を及ぼして、ミリタリー・カルチャーの構造的な地殻変動をもたらしている。



現代日本のミリタリー・カルチャーを、市民の戦争観・平和観を中核とし、それと構造的に相関する文化的要素で構成する諸文化の総体として、社会学・歴史学の立場から解明する。

「読む事典」でどこからでも入っていけるミリタリー・カルチャー研究の決定版!



執筆者;伊藤公雄/植野真澄/太田出/河野仁/島田真杉/高橋三郎/高橋由典/新田光子/野上元/福間良明/吉田純



目次

第1部 ミリタリー・カルチャーとは何か

 1-1 なぜミリタリー・カルチャー研究をするのか

 1-2 どのように調査をしたか

 1-3 回答者はどのような人びとか

 1-4 回答者の情報行動はどのようなものか



第2部 日本の戦争と戦後

 2-1 戦争の呼び方

 2-2 「戦争・軍隊」のイメージ

 2-3 戦争責任をどう見るか

 2-4 戦争裁判をどうとらえるか

 2-5 「特攻」をどう考えるか

 2-6 空襲の被害

 2-7 戦争孤児

 2-8 戦友会を知っているか

 2-9 戦没者の慰霊と追悼

 2-10 戦跡訪問と戦争・平和博物館



第3部 メディアの中の戦争・軍隊

 3-1 日本の戦争映画

 3-2 外国の戦争映画

 3-3 活字の中の戦争・軍隊

 3-4 マンガ・アニメの中の戦争・軍隊

 3-5 「朝ドラ」と戦争

 3-6 軍歌を歌えるか

 3-7 歌の中の戦争と平和

 3-8 自衛隊作品



第4部 趣味としてのミリタリー

 4-1 趣味としてのミリタリー・概観

 4-2 ミリタリー本・ミリタリー雑誌

 4-3 兵器への関心

 




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