目次
第1章 北アイルランド紛争後社会と壁画―本書の目的と意義
第2章 北アイルランドという場―フィールドの政治・社会背景
第3章 北アイルランドの壁画の歴史と壁画研究―先行研究から明らかにされたこと
第4章 壁画の表象における顕在と不在―何を記憶し、訴えるのか
第5章 壁画のイメージの流通―イメージは、コミュニティでどのように受け継がれ、共有されていくのか
第6章 観光と社会統合とローカル・コミュニティ
第7章 二つのコミュニティ―和解プロジェクトに見る可能性と限界
第8章 壁画と紛争経験の表象
著者等紹介
福井令恵[フクイノリエ]
愛知県生まれ。アルスター大学大学院メディアスタディーズ・コース修了(修士:International Media Studies)、九州大学大学院比較社会文化学府博士課程単位取得退学(修士・博士:比較社会文化)、現在、九州大学戦略企画室学術研究員。専攻は社会学、北アイルランド地域研究、文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)