著者等紹介
高野公彦[タカノキミヒコ]
昭和16年(1941年)、愛媛県生まれ。東京教育大学国文科を卒業し、出版社(河出書房編集部)に勤務。のち青山学院女子短期大学国文科の教員となる。短歌は学生時代に作り始め、歌誌「コスモス」に入会、宮柊二に師事した。現在「コスモス」編集人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
◆歌人入門(3)
言葉でありながら音楽であること。
◆収録内容より
…◆歌人入門(3)
言葉でありながら音楽であること。
◆収録内容より
君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ
白秋短歌の流れを全体的に眺めると、動から静へ、絢爛から枯淡へ、そして小から大へ、というふうに歌柄が変化しているように思う。そうして、変わることなく一貫しているのは、言葉のひびきの美しさ、言葉遣いのしなやかさである。
(解説より)
北原白秋の百首
解説 言葉でありながら音楽であること
高野公彦[]
著・文・その他