内容説明
昨年刊行の前著(画像)をめぐり、月刊誌「経済」元編集長の友寄英隆氏、宇野派の重鎮である柴垣和夫氏などと行った論争の記録。対談した斎藤幸平氏とのその後のメールでのやり取りも収録した。
目次
第1部 友寄英隆氏との往復書簡と討論の総括(「研究ノート」今日における唯物史観について(聽涛)
聽涛「研究ノート」への簡略なメモ(友寄)
聽涛「研究ノート」に関する詳細なメモ(友寄)
唯物史観と生産力について(聽涛)
問題意識への共感と同意できない問題と(友寄) ほか)
第2部 学者三氏の書評と返答(柴垣和夫氏の書評(「政経研究」117号)
聽涛弘氏のリプライ(「政経研究」118号)
碓井敏正氏の書評(「経済科学通信」153号)
聽涛弘氏の返信
島崎隆氏の書評と追記 ほか)
著者等紹介
聽涛弘[キクナミヒロシ]
1935年生まれ。京都大学経済学部中退、1960〜1964年に旧ソ連に留学。日本共産党国際部長、政策委員長を歴任、元参議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)