ファシリテーションとは何か―コミュニケーション幻想を超えて

著者:井上 義和/牧野 智和【編著】
出版社:ナカニシヤ出版

商品説明

内容説明

ファシリテーションが要請される時代を私たちはどう読み解けばよいのか。貴重なインタビューと解説、討論から、ファシリテーションがさまざまな現場で求められる社会に迫る。



目次

第1部 ファシリテーションの時代はいつ始まったか(もう一つの道を求めるなかで―ワークショップとの出会い;さまざまな分野へのファシリテーションの展開;「野生の学び」としてのワークショップ)
第2部 ファシリテーションを歴史と社会のなかに位置づける(ワークショップ/ファシリテーションはどのように注目されてきたのか;ファシリテーション概念の整理および歴史的変遷と今後の課題;熟議民主主義におけるファシリテーション―熟議システム論の視座を踏まえて)
第3部 ファシリテーションを相対化し、実践と向き合う(国策アクティブ・ラーニングの何が問題か―新書『アクティブラーニング』のその後を語る;反省性を統治する―ワークショップ/ファシリテーションの社会学的考察)



著者等紹介

井上義和[イノウエヨシカズ]
帝京大学共通教育センター教授

牧野智和[マキノトモカズ]
大妻女子大学人間関係学部人間関係学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

ファシるか、ファシらないか、考えるために

ファシリテーションが要請される時代を私たちはどう読み解けばよいのか。
貴重なインタビューと解説、討論から、ファシリテーションがさまざまな現場で求められる社会に迫る。


だから,「そのファシリテーションを上手くやるノウハウを知りたいのだ!」という切実な思いをもって,本書を手に取ってくれた方もおられるかもしれない。残念ながら,本書は,ファシリテーションの意義を説いたり技術を伝えたりするための解説書ではない。解説書なら良いものがいくつも出ているので,「上手くやるノウハウ」を知りたい方はそちらを参照していただきたい。
私たちの関心は,むしろ,そうした解説書がさまざまな現場で求められる社会のほうにある。ファシリテーションの重要性が社会のいたるところで認識される時代,といってもいい。(「はじめに」より)

執筆者紹介(執筆順 *は編者)

井上義和(いのうえ よしかず)*
帝京大学共通教育センター教授
はじめに,第7章

中野民夫(なかの たみお)
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授/ワークショップ企画プロデューサー
第1章,第2章

中原 淳(なかはら じゅん)
立教大学経営学部 教授・大学院経営学研究科 リーダーシップ開発コース主査
第3章

牧野智和(まきの ともかず)*
大妻女子大学人間関係学部人間関係学科准教授
第4章,第8章,おわりに

中村和彦(なかむら かずひこ)
南山大学人文学部心理人間学科教授・南山大学人間関係研究センターセンター長
第5章,コラム1

田村哲樹(たむら てつき)
名古屋大学大学院法学研究科教授
第6章,コラム2

小針 誠(こばり まこと)
青山学院大学教育人間科学部教育学科教授
第7章

元濱奈穂子(もとはま なおこ)
東京大学大学院 教育学研究科 総合教育科学専攻 比較教育社会学コース 博士課程
コラム3




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