内容説明
ルネサンス時代の驚きの事実!太古の昔からあった男性同性愛は、いつしか忌まわしいものと思われるようになった…。現世の欲望の解放の時代といわれるルネサンスのなかで、呪わしい悪業として恐れられながらも各地に遍在した男色行為が近代初頭にむかえた変貌とは?
目次
第1章 用語と象徴
第2章 社会的背景
第3章 社会と個人
第4章 モリー
補 エリザベス朝イギリスにおける友情の徴候と同性愛
著者等紹介
ブレイ,アラン[ブレイ,アラン] [Bray,Alan]
1970年ウェールズ大学卒業。公務員として勤務するかたわら、在野でイギリス史を研究。2001年11月死去
田口孝夫[タグチタカオ]
1947年埼玉県生まれ。東京教育大学大学院修士課程修了。現在、大妻女子大学文学部教授
山本雅男[ヤマモトマサオ]
1950年生まれ。中央大学卒後、日本大学大学院博士課程修了。静岡県立大学助教授を経て、日本大学芸術学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)