内容説明
二百年前のピアノは、今のピアノとはまったくべつの楽器―そのちがいは、馬車とスポーツカーにたとえられるほどです。二百年前といえば、ベートーベンやショパンの時代。ということは、かれらが作曲した楽曲を、当時の音で聞くことはもうできないのでしょうか?いいえ、できるのです。なぜなら、ぼろぼろになったピアノを、二百年前の姿にもどす人たちがいるからです。ピアノ修復家です。まるで、ミイラにふたたび命をふきこむようなその仕事ぶりを、追っていきましょう。
目次
1 ミイラピアノ到着―修復工房
2 工作少年
3 修業―二百年前のピアノとの出会い
4 修復開始!
5 ピアノが歩んだ道のり
6 修復終了
出版社内容情報
ベートーベンやショパンが活躍したころにつくられ、今ではぼろぼろの、ミイラのようなピアノ。今再び命をふきこまれます。
【著者紹介】
愛媛県生まれ。一卵性の双子で、「佐和みずえ」は二人で共有するペンネーム。大学卒業後、劇画作者として執筆活動に入る。劇画の原作を書くかたわら、多くの少女小説や児童書を手がける。著書に『鷹匠は女子高生!』『走る動物病院』(ともに汐文社)、『草原の風の詩』(西村書店)などがある。