内容説明
ネットワークの「あたりまえ」をきちんと理解できていますか?「IPアドレスを持っていること」とは?TCPやUDPの仕組みはどのようになっている?ARP解決のフローは?
目次
第1章 本書で扱うプロトコル(ネットワークプロトコルのおさらい;階層化されたネットワークプロトコルのイメージ)
第2章 pingのやり取りが可能なホストプログラムを作ろう―仮想IPホストプログラム:第一段階(仮想IPホストの第一目標;プログラムのメイン処理―main.c ほか)
第3章 UDP通信に対応させ、DHCPクライアント機能を実装しよう―仮想IPホストプログラム:第二段階(仮想IPホストの第二目標;メイン処理に、UDPに関する処理を追加する―main.c ほか)
第4章 TCP機能の基本機能を追加しよう―仮想IPホストプログラム:第三段階(仮想IPホストの第三目標;メイン処理に、TCPに関する処理を追加する―main.c ほか)
著者等紹介
小俣光之[コマタミツユキ]
日本シー・エー・ディー株式会社代表取締役社長。1989年新卒で入社後、プログラマとして仕事を続け、2005年11月から社長となるがプログラマも兼務している。社長としての仕事の割合が年々増える中、ProDHCPやネットワーク関連の新製品開発などネットワークプログラミングだけは続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
普段あたりまえのようにネットワークを使っていますが、「IPアドレスを持っている」とはどういったことか、本当に理解できているでしょうか。本書では、IPやUDP、TCPを自作し、ネットワークの仕組みを体験。pingのやりとりを行うプログラムを、DHCPクライアント機能の実装、TCPの送受信と切断を行うものへと拡張していくことで、RFCを眺めるだけでは見えにくいプロトコルの全体の流れをつかめます。ソケットライブラリに頼っていては得られない、問題の切り分けや問題発生の予防に役立つ力も身につきます。