内容説明
PICマイコンを使って、Bluetoothによる近距離無線通信や、Wi‐Fiによる無線LAN通信ができる機器を自作する方法をまとめた本です。Bluetoothは1対多の制御や双方向通信が可能です。また、Wi‐Fiは基本的にLANと同じことができ、インターネット経由でクラウドと組み合わせることも可能なので、赤外線による無線通信よりも応用範囲が格段に広がります。本書では、各技術の基本や無線モジュールの使い方から解説をはじめ、無線通信可能な機器のハードウェア、ファームウェア、タブレット・スマートフォン・PCから機器を制御するためのアプリケーションの作り方を、実際の製作例を通じて詳細に説明します。
目次
PICと無線通信
第1部 Bluetooth(Bluetoothの基礎とBluetoothモジュール;簡易I/OボードをBLuetoothで接続;無線リモコンMP3プレーヤの製作;ワイアレスオシロスコープの製作)
第2部 Wi‐Fi(無線LANの基礎とWi‐Fiモジュール;簡易I/OボードをUDPで無線接続;簡易I/OボードをTCPで無線接続;簡易I/Oボードをタブレットから制御;Twitterでつぶやく自動つぶやきシステムの製作)
著者等紹介
後閑哲也[ゴカンテツヤ]
1947年愛知県名古屋市で生まれる。1971年東北大学工学部応用物理学科卒業。1996年ホームページ「電子工作の実験室」を開設。2003年有限会社マイクロチップ・デザインラボ設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)