反戦の書を読む―戦争を根絶するために

著者:河村 義人【著】
出版社:垣内出版

商品説明

内容説明

21世紀、現代日本といえどつきまとう、“戦争”の問題。理不尽で悲惨な戦禍は今やSNSで可視化され、私たちは「戦争」を日常的に目にすることができる。しかしそれでも、「戦争とはなんなのか」「何がその抑止力となるのか」という疑問に対して、答えを持つことは容易ではない。大国ロシアのウクライナ侵攻、いまだ終わらぬ中東問題、少しずつ深刻化する米中貿易摩擦―人類は戦争を放棄することができるのだろうか。これからの未来、私たちは戦争についてどのように考えたらいいのか。そのヒントとなる「反戦の書」をまとめ、ここに書評を記した。平和主義者たちの系譜をたどる、今こそ読むべき一冊。



目次

羽仁五郎『君の心が戦争を起こす』
小田実『戦争か、平和か』
むのたけじ『戦争絶滅へ、人間復活へ』
加藤周一『私にとっての二〇世紀』他
吉本隆明『戦争と平和』他
吉田満『戦艦大和ノ最期』
『新版きけわだつみのこえ』
保阪正康『「きけわだつみのこえ」の戦後史』
大岡昇平『野火』
島尾敏雄『出発は遂に訪れず』〔ほか〕



著者等紹介

河村義人[カワムラヨシト]
作家。1962年、鳥取県生まれ。千年紀文学の会会員。社会理論学会会員。早稲田大学第一文学部(中国文学専修)卒業。在学中に、上海復旦大学に留学(中国現代文学専攻)、普通進修生を終了。大学卒業後、(株)三井銀行に入行。(株)三井住友銀行を経て、関連会社に転籍出向。評論「前進する文学―中上健次と梁石日」で2015労働者文学賞「佳作」受賞。評論「部落問題としての美作血税一揆」で第45回部落解放文学賞「佳作」受賞。評論「川元祥一論―「部落民」という実存」で第46回部落解放文学賞「佳作」受賞。短篇小説「幽冥にて」で第46回部落解放文学賞「入選」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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