目次
1 日本人の体質になじみにくい牛乳―人類の歴史から考える牛の乳との付き合い方
2 最近の牛乳アレルギーの特徴―1〜3歳に目立つ即時型症状
3 乳製品の除去で発達障害が改善―不消化の乳たんぱく質で脳のトラブル
4 牛乳中の女性ホルモンの影響―第二次性徴を早め、乳がんにも影響
5 世界の研究から 牛乳に劣らない野菜や大豆製品のカルシウム吸収率
6 酪農のあり方を考える
7 学校給食の牛乳を見直す―和食でもなぜ牛乳が付くの?
8 和食文化を伝えるために牛乳を休み時間に提供―現地給食リポート1 新潟県三条市
9 乳製品・卵カットの和食献立でアレルギーの子も同じ給食―現地給食リポート2 北海道千歳市保育所
10 豆乳ヨーグルトのすすめ
出版社内容情報
「牛乳は健康に良い」
本当にそうでしょうか。
牛乳との新しい付き合い方を考えます。「牛乳は健康に良い」
本当にそうでしょうか。
牛乳との新しい付き合い方を考えます。
アレルギー疾患の増加、現在の牛乳に多量に含まれる女性ホルモンと乳がん増加との関係、最近では発達障害との関係も指摘されています。
マスコミでは報道されない牛乳の真実!
家庭栄養研究会[カテイエイヨウケンキュウカイ]
食の安全と日本の伝統的食文化に根ざした健康的な生活の実現をめざして、1969年に発足。「心と体と社会の健康」を高める食生活の提言を会活動の指針にして、家庭の食や健康問題、食の安全、食糧生産、環境や平和の問題まで、会員・読者・生産者と交流を重ねながら研究・学習・提言活動をおこなっている。会が編集する月刊『食べもの通信』は、1970年創刊。消費者、生産者、研究者などに最新の食情報を提供する雑誌として高く評価されている。