内容説明
おくりものにむすばれた、りぼん。「りぼんちょうだい」女の子がりぼんをもらうと、動物たちもつぎつぎにやってきて…!?きれいなものを分けあってひろがる、幸せや楽しみが描かれます。
著者等紹介
かんざわとしこ[カンザワトシコ]
神沢利子。1924年、福岡県生まれ。文化学院文学部卒業。詩人・児童文学者。北海道、樺太(サハリン)で幼少期を過ごす。産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞など、受賞多数
ましませつこ[マシマセツコ]
真島節子。1937年、山形県鶴岡市生まれ。女子美術大学図案科卒業。広告デザインの仕事にたずさわった後、子どもの本の世界に入る。日本の伝統的な色彩や形の美しさと、現代的なセンスが調和した優しい画風で、ファンが多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
おくりものに結ばれた、りぼん。
「りぼん ちょうだい」と女の子がりぼんをもらうと、
アヒルやネコが次々にやってきます。
あれあれ、動物たちはどんどん増えていくみたい……。
りぼんは短くなるけれど、
身につけたり、縄とびの縄にして遊んだり、楽しみはふくらみます。
幼い子に身近なりぼんを入り口に、
きれいなものを分けあってひろがる幸せが描かれます。