第一線呼吸器科医が困った症例から学んだ教訓

著者:吉澤 靖之【監修】
出版社:克誠堂出版

商品説明

内容説明

病態生理、肺循環動態の理解がよりよい治療につながると肝に銘じよ!免疫抑制状態においては非典型的経過の結核に注意。喀血の問診時に周期性を聞け!自然消退しても、あまくみるな。胸水ADA高値でも結核性とはかぎらない…経験を科学に―メンターからの一喝!



目次

症状(発熱)、画像パターン(結節性空洞、すりガラス影)―壊死物質による吸引性肺炎の経過中に薬剤性肺炎を発症し多彩な陰影を呈した肺癌の症例
症状(呼吸困難、背部痛)、画像パターン(胸膜病変、胸水貯留)―リンパ球優位かつADA高値の胸水貯留より結核性胸膜炎が疑われたが、確定診断のための胸膜生検で癌性胸膜炎と診断された症例
症状(喘鳴、呼吸困難)、画像パターン(無気肺)―喘息様症状を主訴とし、高度の無気肺を呈した肺血栓塞栓症の症例
症状(発熱、呼吸困難)、画像パターン(間質性陰影、非線維化性―すりガラス影主体)―ARDSに対してステロイド治療を開始したところ粟粒影が明確となった粟粒結核の症例
症状(胸痛、呼吸困難)、画像パターン(肺胞性陰影)―抗凝固療法が効果なく症状が進行し、PCPSを導入して救命したが、その後多彩な合併症が出現した肺血栓塞栓症の症例
症状(発熱)、画像パターン(多発性結節性陰影、空洞性陰影)―多発性筋炎に対してステロイド治療中に急速な経過で多発性空洞病変を形成し、多量排菌を来した肺結核の症例
症状(羞明、咳嗽)、画像パターン(結節性陰影)―全身性のサルコイド反応を合併し、病期診断に苦慮した肺癌の症例
症状(発熱)、画像パターン(多発性結節影、遊走)―移動する肺結節影が先行したリンパ腫様肉芽腫の症例
症状(発熱、呼吸困難)、画像パターン(肺胞性陰影、容積減少)―マクロライド、ステロイド薬の投与にもかかわらず重症化したマイコプラズマ肺炎の症例
症状(発熱、呼吸困難)、画像パターン(肺胞性陰影、再燃)―呼吸困難・意識障害で発症したインフルエンザによる肺炎、脳炎、ARDSの症例〔ほか〕



著者等紹介

吉澤靖之[ヨシザワヤスユキ]
東京医科歯科大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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