シルクとイタリアン・ファッションの経済史―色で高付加価値化を目指した両大戦間期

著者:日野 真紀子【著】
出版社:晃洋書房

商品説明

内容説明

戦後のイタリアン・ファッション繁栄の陰には、ファシズム期の繊維・化学工業の発展があった。「シルク」の普及と「色」の開発によって、衣類のファッション性が高まり、「シルク」製品が輸出拡大のための基幹産業となる、その過程を追っていく―。



目次

序章 本書の対象と課題
第1章 1920‐30年代におけるイタリア経済と絹・人絹織物製品の輸出
第2章 流行の色を創る技術―1930年代における化学工業の発展と染料工業
第3章 流行の色で製品を創る―1930年代の染色・プリント工業の形成と製品の変化
第4章 付加価値の高い製品を創る―絹織物産地コモ地方の変遷と技術への対応
第5章 イタリアのファッション製品を売るために―「イタリアン・ファッション・システム」の萌芽と絹織物業
第6章 コモ産地企業における人絹の採用とプリント部門の導入の影響―絹・人絹織物企業FISAC社の経営の事例(1907‐1936年)
終章 1920‐30年代イタリア化学工業と絹織物業の展開―本書の総括に代えて



著者等紹介

日野真紀子[ヒノマキコ]
2000年立教大学経済学部経済学科卒業。2005年イタリア政府奨学生としてミラノ大学歴史哲学学部に留学。2014年大阪大学経済学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(経済学)。同志社大学商学部助教を経て、現在、近畿大学経営学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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