内容説明
20世紀以降、多くの学問に影響をあたえ続ける「現象学」。その創始者とされるフッサールをはじめ、ハイデガーやメルロ=ポンティなどの思索をたどりながら、現象学の根本的主題と対峙するための入門書。
目次
第1部 方法論的根本主題(現象;一人称パースペクティヴの意義;現象学的エポケーと還元;事象そのものへ;生世界;メルロ=ポンティの『知覚の現象学』序論)
第2部 具体的分析(空間の身体;相互主観性;現象学と社会学)
著者等紹介
ザハヴィ,ダン[ザハヴィ,ダン] [Zahavi,Dan]
1967年、デンマーク、コペンハーゲン生まれ。現在、コペンハーゲン大学教授、同大学主観性研究センター長
中村拓也[ナカムラタクヤ]
1976年生まれ。現在、同志社大学文学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)