目次
1章 放射能とは何か(放射性物質;様々な放射線 ほか)
2章 海洋への放射性物質の沈着・流出、移動、蓄積(海洋環境に存在する放射性物質と過去の海洋汚染;福島第一原発事故による海洋への放射性物質移行 ほか)
3章 水生動物における放射性物質の取り込みと排出(放射性物質と恒常性維持機構の関係;真骨魚の腸によるイオン輸送機構 ほか)
4章 水産物中の放射能の測定(我が国の水産生物の放射性物質測定の歴史;2011年福島第一原発事故以後の測定の経緯 ほか)
5章 福島第一原発事故時の海洋拡散シミュレーション(福島沖におけるモデル化;海洋への供給経路 ほか)
6章 福島漁業の復活プロセス(漁業の被害状況;福島県地域漁業復興協議会 ほか)
7章 放射性物質のリスク計算(予防原則とリスク;内部被曝線量と発がんリスクの関係 ほか)
著者等紹介
黒倉寿[クロクラヒサシ]
1950年生、東京大学大学院(農・博)修了。現在、東京大学大学院農学生命科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)