内容説明
なぜこの美しき島で、兵隊たちは死なねばならなかったのか。羽田空港よりも狭い小島で、1万人の日本兵が戦死した―『ペリリュー:楽園のゲルニカ』が描けなかった玉砕戦のリアル!
目次
カラー 玉砕の島ペリリューのいま
1 ペリリュー戦に至るまでの経緯
2 日本軍の防衛計画と守備隊の編成
3 アメリカ軍の攻略計画と編成
4 ペリリュー島の戦い
5 アンガウル島の戦い
日本陸軍の基礎知識
日本陸軍用語集
著者等紹介
堀場亙[ホリバワタル]
玩具会社営業、コンシューマーゲーム機のゲームソフト制作を経てフリーランスとして独立。以後、軍事・歴史関連の執筆をするとともに、ゲームシナリオ作成やボードゲームデザインなどを手がける。堀場工房名義の個人出版ゲームも多数発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「ペリリュー:楽園のゲルニカ」が描いた玉砕戦のリアル。
日本軍約1万数百名VSアメリカ軍訳4万7000名。壮絶な玉砕戦の全貌!
「4日で落とす」と豪語したアメリカ軍に対し、日本軍はゲリラ戦で執拗に対抗、1万人以上の戦死者、数百名の戦傷者を出しながら、アメリカ軍にそれ以上の出血を強いて2か月半にわたり激闘を続けた。玉砕の島でどんな戦いが繰り広げられたかのか、戦闘経過・指揮官の人物像・両軍の装備の詳細を多数の写真と図で分かりやすく解説。
【目次】