内容説明
世界最強の戦艦はなぜ沈んだか?昭和20年4月7日、アメリカ空母艦載機群と死闘の末に九州南西方に沈んだ「大和」。竣工から3年4ヵ月、沖縄水上特攻出撃に至る道程と、壮絶な最後の海空戦の実相を現代への教訓として伝える生き残り乗員らの貴重な手記を収めた不滅の記録!
目次
第6章 大和はどうして沈んだか(生存者三五名が綴る巨艦大和の決定的瞬間;巨艦大和に死所をあたえた日本海軍最悪の日 ほか)
第7章 日本にとって大和は必要だったか(なぜ日本海軍は巨大戦艦を造ったか;巨艦の鼓動は“黒い霧”の中から ほか)
第8章 技術に守られた大和(世界の造船界は大和・武蔵に完敗した!;特殊鋼鈑の鎧をつけた不沈戦艦誕生す! ほか)
第9章 建造技術の全貌と沈没原因(大和型戦艦建造技術のすべて;超大型戦艦大和・武蔵改装のすべて ほか)
第10章 大和は永遠か(大いなる遺産は現代に生きているか;名艦“大和”を海の藻屑にした日本海軍の犯罪 ほか)
著者等紹介
原勝洋[ハラカツヒロ]
静岡県下田市に生まれる。法政大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)