皇太子明仁を奪取せよ―幻のクーデター計画と封印された終戦史

著者:山田 邦紀/坂本 俊夫【著】
出版社:現代書館

商品説明

内容説明

国体護持とは。影武者を立て明仁を北海道まで逃がそうとした。学童疎開に反対した東條。すり替えられた対馬丸。敗戦時皇族たちの動向。黙殺された和平工作。昭和天皇行幸お召列車の裏側。各地に起こった徹底抗戦の真実。等々、いま明らかになる終戦秘話。



目次

第1章 対馬丸事件
第2章 皇太子の疎開と本土決戦
第3章 米軍から皇太子を守れ―日光湯元南間ホテル
第4章 「皇軍」から皇太子を守れ
第5章 東條英機暗殺計画
第6章 皇統護持作戦
第7章 和平工作と天皇制



著者等紹介

山田邦紀[ヤマダクニキ]
1945年福井県敦賀市生まれ。早稲田大学仏文科卒業。夕刊紙『日刊ゲンダイ』編集部記者として30年間にわたって活動、現在はフリー

坂本俊夫[サカモトトシオ]
1954年栃木県宇都宮市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

皇太子の影武者を用意し、 北海道への逃走ルートを確保 ?

敗戦が迫る日本。空襲が激しくなる中、皇太子(現上皇)も学習院の子どもたちとともに日光に疎開するが、本土決戦が近づくにつれ、米軍が日光にも侵攻することが危惧された。日光の近衛儀仗隊は、いかにして皇太子を守るか腐心する。さらに、終戦を迎え、今度はポツダム宣言受諾に反対し、戦争を継続しようとする一部将校が日光にいる皇太子を擁してクーデターを起こそうとし、その動きに近衛儀仗隊は翻弄される。さらには、進駐軍が「皇太子を拉致する」という噂まで囁かれ……。当時の皇室や皇統を護持しようとする旧軍人たちの暗躍を描く。

皇太子の疎開先・日光を舞台とした知られざる暗闘を活写!




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