商品説明内容説明
生む力は自然が与えてくれている。原点回帰が新しい、今こそ読むべき本。
目次
第1章 「キツネのお産」
第2章 人間のお産はどうでしょう
第3章 赤ちゃんはどんな力を持っているの?
第4章 生命について
第5章 結ばれる絆
第6章 お産の安全性
第7章 強い絆を結ぶお産の形をみつけよう
第8章 産科医療の反省とこれからのお産―自然出産をするために必要なこと
第9章 子どもの発達と成長―生物プラン
著者等紹介
久靖男[ヒサヤスオ]
1968(昭和43)年大阪大学医学部卒業。産婦人科の研修と大学の民主化運動を始める。その中で“いいお産”とは何かに取り組み始める。1970(昭和45)年阪大麻酔科で研修し、47年麻酔科標榜医。1972(昭和47)年産婦人科に戻り産科診療グループを作って、系統的な産科診療と内科的ハイリスクの母子の管理基準を作って母子の診療を若手医師と行う。1978(昭和53)年大阪府立母子総合医療センター建設準備室にてセンター建設の準備に従事。1981(昭和56)年センター周産期第1部(産科)部長として大阪府、近郊化を行う。1985(昭和60)年第7回母子保健奨励賞受賞。同年虐待を起こさないお産を目指して奈良にて開業。母子の絆をライフワークに医療介入のない自然出産に取り組む。水中出産やアクティブバースを導入(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
産科医師として50年以上独自の考え方で、いい出産に取り組んできた著者。母親と赤ちゃんがしっかりした“絆”を以て生まれ、成長するのは、「自然なお産だ」につきるというのが基本的考え方だ。自然は私達に素晴らしい仕組みを与えてくれている。これを「生物プラン」と呼ぶ。自然なお産の流れを大切にして、本来お母さんと赤ちゃんが手にすべき喜びや幸せを得られるようにするのが産科医の一番大切な役割だ、という。35億年も続いている自然の仕組みに、医療技術を持ち込むことは慎重にしなければならない。「医療の簡素化と不要なものの排除」をし、「自然なお産の流れに医療の介入をするときは確固たる理由が無ければならない」というのが、本書の基本的コンセプトである。 お産を自然に戻すため、水中出産の勧めや帝王切開の弊害など、様々出産を分析。自らの経験から、薬物を使う無痛分娩の危険性、自らの600例以上の水中出産の優位性、帝王切開による、母子の出産時の接触時間の問題など実例と理論が組み合わされた読み物。
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