脱施設化と個別化給付―カナダにおける知的障害福祉の変革過程

著者:鈴木 良【著】
出版社:現代書館

商品説明

内容説明

障害者権利条約を批准した日本が目指すべき道はここにある!カナダはいかにして知的障害者の入所施設をなくし、社会一般と平等な暮らしを実現させようとしたのか。個別化された給付に基づくパーソナルアシスタンス制度が、知的障害者の地域社会への実質的参加を促進し、インクルーシブ社会を可能にする。



目次

カナダにおける知的障害福祉の変革過程
第1部 脱施設化運動と行政による応答(親の会による脱施設化運動;知的障害者本人の会による脱施設化運動;知的障害者本人の会による脱施設化運動;知的障害者本人の会と親の会による脱施設化運動 ほか)
第2部 移行支援過程と個別化給付(ブローカリッジ;本人中心プランニング;完全閉鎖の局面)
第3部 制度化された個別化給付(制度化された個別化給付;支援付き意思決定の形態と機能;個別化給付の成果と課題;脱施設化と個別化給付―日本の脱施設化政策及び移行支援への示唆)



著者等紹介

鈴木良[スズキリョウ]
1975年生まれ。NPO法人ラルシュ・デイブレイク(カナダ)の職員、NGO地に平和(日本)のパレスチナ難民キャンプ支援事業担当員などを経て、2011年4月〜2014年3月、京都女子大学家政学部生活福祉学科助教。2014年4月〜現在、国立大学法人琉球大学人文社会学部人間社会学科准教授。北欧・北米・日本の脱施設化とパーソナルアシスタンスについて研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

カナダにおける施設解体過程での当事者運動(ピープルファースト)と親の会が果たした役割と思想、権利擁護の在り方のドラスティックな変換(代行決定の後見人制度から支援を受けての本人意思決定へ)等、知的障害者福祉の変遷を網羅的に扱った労作。

序章 カナダにおける知的障害福祉の変革過程
第?部 脱施設化運動と行政による応答
  第1章 親の会による脱施設化運動
  第2章 知的障害者本人の会による脱施設化運動
  第3章 知的障害者本人の会と親の会による脱施設化運動
  第4章 州政府による脱施設化政策
第?部 移行支援過程と個別化給付
  第5章 ブローカリッジ
  第6章 本人中心プランニング
  第7章 完全閉鎖の局面
第?部 制度化された個別化給付
  第8章 制度化された個別化給付
  第9章 支援付き意思決定の形態と機能
  第10章 個別化給付の成果と課題
終章 脱施設化と個別化給付

鈴木良[スズキリョウ]
著・文・その他




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