内容説明
多数のイラストとキャプションを駆使して、科学的視点から徹底図解。世界初の50‐50を達成した大谷翔平選手の“ビッグフライスキル”を完全図解。打球を遠くへ飛ばすという、野球本来の楽しさを広く伝える。選手、指導者、そしてファン垂涎の1冊。
目次
第1章 なぜ大谷翔平はこれほど進化できたのか(進化の要因は四つある)
第2章 大谷翔平のバッティングを解剖する(ファイターズ時代とのバッティングフォームを比較;大谷選手がメジャーで進化し続けたバッティングのポイント15)
第3章 バッティングにおける“日米格差”の謎をひも解く(勝利至上主義と楽しさ優先の違い;打者にはタイプがある;3種類のスイング ほか)
第4章 まねるは学ぶの第一歩(手本となる人の言動を徹底的にまねよう;高たんぱく・低脂質の食事を一日に6〜7回とる;一日10時間以上の睡眠で体を休める ほか)
著者等紹介
立花龍司[タチバナリュウジ]
1964年大阪府生まれ。大阪商業大学経済学部卒業。天理大学体育学部単位取得。筑波大学大学院体育専門学群スポーツ医学修士課程修了(2008年7月)。浪商、大商大で野球部の投手を務め、その後天理大学体育学部でスポーツ医学を専攻。高校時代に肩を壊し、大学3年でプレイ続行を断念するが「日本の野球界を変えるために指導者になりたい」と、まだコンディショニングコーチという言葉さえ存在しなかった時代にその道を目指す。1989年近鉄に入団。コンディショニングコーチとして故障者激減という実績を積む。現在は、フィットネスジムと治療院を併設する「タチリュウコンディショニングジム」(千葉・大阪)を経営。スポーツドクター、トレーナー、理学療法士、コンディショニングコーチ、栄養管理士がチームを組んで指導を行うSCA(ストレングス&コンディショニングアカデミー)を主宰し、専門的な指導・育成に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
大谷翔平選手のホームランの打ち方を、日本人初の元メジャーリーグコーチがすべてイラストでわかりやすく解説した史上初の技術書ついに発売!
2024年シーズン、2年連続のホームラン王(54本)と初の打点王(130打点)の二冠に輝き、世界初の50-50(50本塁打・50盗塁)を達成した大谷翔平選手の“ビッグフライスキル”を完全図解。打球を遠くへ飛ばすという、野球本来の楽しさを広く伝える。選手、指導者、そしてファン垂涎の1冊。
打球を限りなく遠くへ飛ばす、サク越えのホームランを打つことは、すべての野球選手にとって魅力であり醍醐味の1つです。どんなに高打率を誇る短距離・中距離打者でも、美しい弧を描いて空に高々と舞い上がるホームランへの夢とあこがれは抗えないに違いありません。ドジャーズの大谷翔平選手は、「フルスイングでボールを遠くへかっ飛ばす快感」を世界中の誰よりも知っています。この野球の原点とも言うべきホームランの打ち方を詳細に解説したのが本書です。解説を担当したのは、日本人で初めてメジャーリーグコーチ(1997年、ニューヨーク・メッツ)を務めた、合理的トレーニングの先駆者である立花龍司氏。大谷選手が打席に入る前のルーティンから、スイングのフィニッシュまでの過程を15の項目に分解整理し、そのバッティング技術を、解剖図鑑シリーズならではの多数のイラストとキャプションを駆使して、科学的視点から徹底図解します。北海道日本ハムファイターズ時代と比較して進化しているポイントや、筋肉や骨、トレーニングの視点からの解説も大充実。子どもから大人まで全世代の選手と、指導者には絶対読んでほしい1冊!そして野球ファン、大谷ファンも、本書があれば、大谷選手のバッティングを見るのが段違いに面白くなること間違いなし!いっしょに未来の大谷翔平選手を目指しましょう!