内容説明
部首の意味がわかると同時に、漢字の基本的な意味も理解できます。幅広く286項目の部首を収録。現在出版されている漢和辞典に収録の部首はほぼすべて掲載。例として取り上げる漢字は、常用漢字、人名用漢字をすべて含む5000字余り。専門用語を使わない、“読みもの”として楽しめるような、わかりやすい記述。巻頭に「部首画数索引」、巻末に「部首名称索引」と「漢字音訓索引」を用意。
目次
第1部 人と生活に関する部首
第2部 交通と道具に関する部首
第3部 体に関する部首
第4部 動植物に関する部首
第5部 自然環境に関する部首
番外編 その他の部首
著者等紹介
円満字二郎[エンマンジジロウ]
1967年、兵庫県西宮市生まれ。大学卒業後、出版社で国語教科書や漢和辞典などの担当編集者として働く。2008年、退職してフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「部首はなんであるの?」「<宀>(うかんむり)って何を表すの?」「龍の部首は何?」などなど、身近な存在でありながら、実は中味はさっぱり知られていない部首の世界を解き明かし、説き明かします。収録した部首は286項目。
“部首”は漢字の世界のガイドマップ!
小学校でだれもが習う、漢字の“部首”ですが、「部首はなんであるの?」「部首はいくつあるの?」「<宀>(うかんむり)って何を表すの?」「龍の部首は何?」などなど考え始めると、疑問はつきません。身近な存在でありながら、実は中味はさっぱり知られていない部首について、円満字二郎氏が前著『漢字ときあかし辞典』と同様に、次から次へと解き明かし、説き明かします。部首を通じて、今までにはない漢字の世界の面白さを発見できます。収録した部首は286項目。
<特 色>
● 幅広く286項目の部首を収録。現在出版されている漢和辞典に収録の部首はほぼすべて掲載。
● 部首のもつ意味や成り立ちを、漢字の例を挙げながら、丁寧に解説。
● 本書で例として取り上げる漢字は、常用漢字、人名用漢字のすべてを含む5000字余り。
珍しい形の漢字や、ちょっと変わった意味を持つ漢字も適宜紹介。
● 複数ある部首の名前も広く調べて、きちんと説明。
● 専門用語を使わない、“読みもの”として楽しめるような、わかりやすい記述。
● 部首同士の関連が頭に入りやすい、部首の意味をもとにした21のジャンル別構成。
● 巻頭に「部首画数索引」、巻末に「部首名称索引」と「漢字音訓索引」を用意。
この辞書を手にとってくださった方へ
部首画数索引
部首に関する基礎知識―― 本文をお読みになる前に
第1部 人と生活に関する部首
人間/衣服と模様/食事/住居と町
第2部 交通と道具に関係する部首
交通/刃物/容器/家具と雑具
第3部 体に関する部首
顔と頭/手/足/肉体
第4部 動植物に関する部首
動物/動物の肉体/植物
第5部 自然環境に関する部首
大地/水と空/火と色
番外編 その他の部首
数/棒と点/カタカナ
漢字五十音索引
部首名称索引
【著者紹介】
円満字二郎 (えんまんじ・じろう) 1967年、兵庫県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し、高校国語教科書や漢和辞典などの編集を17年近く担当する。現在は、フリーの編集者兼ライターとして活動中。著書に、『人名用漢字の戦後史』(岩波新書)、『漢和辞典に訊け!』(ちくま新書)、『太宰治の四字熟語辞典』(三省堂)、『常用漢字の事件簿』 (NHK出版生活人新書)、『数になりたかった皇帝−−漢字と数の物語』(岩波書店)、『政治家はなぜ「粛々」を好むのか−−漢字の擬態語あれこれ』(新潮選書)、『漢字ときあかし辞典』(研究社)など多数。